屋久島のダイビングポイントとして一番有名なのが一湊エリア。
マクロからワイドまで、初心者の方から上級者の方まで、楽しめるポイントが目白押し。
主なポイントとして、タンク下・お宮前・ゼロ戦が有名です。
その他にもダイブアンカーならではのポイントも多いです!
当店オリジナルポイントは下の方に掲載しています!
屋久島でのダイビングのイメージとして皆様の参考になれば幸いです!
一湊エリアダイビングポイントのご紹介
タンク下 最大水深約18m タンク下沖 最大水深約30m
ボートからビーチまで広く使えます。大きく分けて「タンク下」「タンク下沖」と使い分けています。
「タンク下」ではジョーフィッシュ・アオウミガメが数多く見ることが出来ます。
ジョーフィッシュの産卵なども主にタンク下で観察できます。
屋久島で見られるマクロ生物のほとんどをこのポイントで見ることが出来ます。
「タンク下沖」では多くのハゼや深場を好むウミウシを見ることが出来ます。
またイトヒキベラの仲間が多く群れている場所もあり、クジャクベラなど美しいベラを見ることが出来ます。
移動中にツムブリの群れなどに当たる事も多いです。
上に下にと気が抜けない魅力的なポイントです。
お宮前 最大水深約25m お宮沖 最大水深約30m
屋久島の海を表現するときに「沖縄の海と伊豆(本州)の海を足して2で割った感じ」とよく言いますが、その雰囲気がそのまま目で見れるポイントです。
本州・温帯域に住むカゴカキダイと沖縄・熱帯域に住むロクセンフエダイ、ヨスジフエダイが年間群れで共存して暮らしています。
この2種を一つの風景としてカメラに収められるのは貴重な事だと思います。
その他にもハナゴンベやスミレナガハナダイと言った美しい魚が多く見れます。
「お宮沖」はお宮前に存在するブイの一番沖側のブイを使用する場合に使います。
メインのポイントとかぶりますが、「お宮沖」のポイントに入るとニチリンダテハゼが見やすいです。
長年居続けてくれてるニチリンダテハゼです。今後もいてくれることに期待しています。
ゼロ戦・漁礁 最大水深約25m
昔の戦闘機の残骸が沈んでいるポイントです。エンジン部分とプロペラしか残っていませんがそこに多くの魚が集まっています。
日本軍の戦闘機=ゼロ戦という事でポイント名が決まったようですが、有識者の見解だと「疾風」が有力とのことです。
周りが砂地の22m付近にポツンとあるポイントで、そこで生態系が一つ完成されているかのような不思議な魅力を持つゼロ戦。
テンジクダイ系が多く群れ、その周りにいは30cm以上のアザハタがいます。
甲殻類もフレームの隙間にひしめき合っています。
ホワイトソックスと呼ばれるエビが多くいるのもこのポイントの特徴です。
フタイロハナゴイ・ケラマハナダイなども周りを優雅に泳いでいます。
ポイントまでの道中、ムレハタタテダイやツバメウオの群れ等も見ることが出来ます。
運よく大きなツバメウオの群れに出会えると圧巻の光景を見ることが出来ますよ!
横瀬 最大水深約30m※ドリフトスタイルのみ
深場には魚だまりがあり、テングダイの群れ・ニザダイの群れ・アジアコショウダイの群れ・ムレハタタテダイを見ることが出来ます。
「水族館みたい!」と喜んでいただけるポイントです。
マクロ派深場のハゼ・ピグミーシーホースなども見ることが出来ます。
また外洋に面していることもあり、運が良ければマダラトビエイやサメなども見ることが出来ます。
浅場のナンヨウハギなども美しいポイントです!
芽瀬 最大深度約30m※ドリフトスタイルのみ DIVEANCHORオリジナルポイント!
DIVEANCHORオリジナルのポイントです!当店が使用する船でのみ現在はポイントとして認知されています。
深場の魚だまりはスミレナガハナダイなど美しい魚たちが泳いでおり、その周辺には深場を好むハゼが多く見られます。
ホタテツノハゼ・ハチマキダテハゼ・ヤノダテハゼ、一湊湾内では見ることの多くないアケボノハゼまで見ることが出来ます。
ピグミーシーホース・イソコンペイトウガニ・クダゴンベなど人気のマクロ生物も見ることが出来ます。
ドリフトスタイルで入りますが、潮の流れが強いというわけはなく、のんびり楽しめるポイントです。
キビナゴの大群・ツムブリの群れなども見ることが出来ますよ!
大浦沖 最大水深約30m DIVEANCHORオリジナルポイント!
2016年からダイビングポイントとして開発中です。
沖に延びる根に沿ってたくさんの魚や生物が多く居ついています。
また深場にハゼも多く今後新たな発見が期待できそうなポイントです。
潜るたびにとてもかわいいモンガラカワハギの幼魚が確認できました!
これから期待できるポイントです。
これからさらに調査を重ねて楽しいポイントにしていければと思っています。
潜ってみたい方は気軽にリクエストしてください!
魚見 最大水深約30m
名前のとおり魚を見るポイントととして古くから活躍しているポイントです。
僕はどちらかというと魚よりも砂地を好む甲殻類を多く探しに行くポイントとして使っています。
ヨスジフエダイの群れが美しいポイントでしたが、現在は確認できていません。
浅場のサンゴ、深場の砂地、ともに楽しめるポイントです。
スカパラ 最大水深約25m(志戸子エリア)
こちらのポイントも一湊漁港からは当店の使っている船のみ行くポイントになります!
当店オリジナルポイントというわけではありません。
ポイント名もスカシテンジクダイの群れが凄かったので僕が勝手につけてスカパラと呼んでいます(笑)
スカシテンジクダイ等が岩の割れ目、高さ12mの間にひしめき合っています。
その他にはなぜかこのポイントでピカチュウ(ウデフリツノザヤ)ウミウシが良く見れます。
転石下の甲殻類探索なども楽しいポイントです。
ワイドの雰囲気、マクロの面白さがそろったポイントです。
沖にはもう一つ根があり、ピグミーシーホースも見ることが出来ます。
一文字 最大水深約30m(吉田エリア)※ドリフトスタイルのみ DIVEANCHORオリジナルポイント!
ワイドな雰囲気が好きな方にお勧めのポイントです。
こちらもドリフトスタイルのみのご案内となりますが、流れが強いポイントではありません。
常にキビナゴの大群、各種魚の群れが見れる優等生ポイント。
当たるときはツムブリの群れ・マダラトビエイの編隊なども見れることもあります。
深場にはハナダイケイの群れもあり、浅場から深場まで楽しいポイントです。
当店の船以外はいかないポイントですので、興味のある方は是非リクエストしてください!
トンネル下 最大水深約30m(吉田エリア)
吉田エリアで古くからダイビングポイントとして活躍しているポイント。
深場のハマサンゴではアオスジテンジクダイの群れを見ることが出来ます。
水温が下がりだす冬前頃にはよくオオセ(サメ)も見ることが出来ます。
また、キャベツ畑と呼んでいる美しサンゴの群生も見ることが出来ますよ。
その上で乱舞するキンギョハナダイ・ハナゴイの群れでうっとりできる楽しいポイントです。
ライオンロック 最大水深約18m(吉田エリア) DIVEANCHORオリジナルポイント!
砂地の真ん中にポツンと存在する大きな根で遊べるポイントです。
スカシテンジクダイが多く群れ、砂地ではチンアナゴの群れも見ることが出来ます。
アカモンガラも多く、根頭の雰囲気もとてもいいのんびりポイントです。
じっくり、のんびり楽しみたい方にお勧めです。
アクティブなダイビング、じっくり撮影に少し不向きです。
あくまでものんびり楽しむことを大前提に潜るポイントです。
その他にも調査中のポイントもあります。
屋久島のダイビング計画のお手伝いになれば幸いです。
※DIVEANCHORオリジナルポイントとは、当店が使用している船で行けるポイントの事です。当店利用でないといけないという事ではありません。